2003-05-31 [長年日記]

_ たっぷり

川崎親子劇場の事前交流会が、いつもと違った趣向で、室内楽のコンサート。日フィルのメンバーよるもので、わたしが聴いた日は、フルートとオーボエとピアノ、という組み合わせだった。

まずオーケストラや日フィルについての簡単な説明があったあと、フルート、ピアノ、クラリネットの順で演奏された。

フルートでは、なじみの深い曲(「夏の思い出」や「川の流れのように」)に、日本人の作曲家による現代音楽などを加えて、楽器のめずらしい演奏方法なども披露された。

ピアノは、ショパンの幻想即興曲というなかなかの大物。柔らかい音色の弾き手で、独奏も伴奏もうまかった。

最後のクラリネットでは、手拍子を伴奏にしたラベルのボレロや、バスクラリネットによる白鳥(サン・サーンス)などが面白かった。特に白鳥はチェロの曲なので、めったに聴けないめずらしい演奏だったと思う。

楽器の説明あり、子ども達からの質問への回答あり、で内容盛りだくさんの事前交流会。たっぷり通常の例会1回分の価値はあった。

_ あら

上の文章を書いて、ちょっと書き直しているほんのわずかの間に、「川崎親子劇場」で検索してこられた方がいたらしい。

もしあなたが会員でないようでしたら、是非入会してください。(こういう勧誘の仕方って、ありだろうか。)